2009年2月2日月曜日

アートとデイリー

私のもうひとつのブログ(ワインで世界めぐり)http://winetable.blogspot.com/がワインが表現する芸術的領域を追及している様子を公開していますが、家庭のデイリーワインは(特別に合わないという料理の日を除いて)予算内でおつまみやその日の家庭料理に合うものを選んでいます。

家庭は世界中のワインを試してみる絶好のチャンスでもあり、ソービニヨンブラン、シャルドネ、リースリング、トロンテス、など白ワインが主体に開けています。疲れない、余ったら料理に使える、軽いつまみに合うなど使いまわしが良いのも理由の一つです。白ワインばかりに飽きると大好きなピノノアールを開けるのですが、ワインに合うチーズなどを食べていると胃袋が洋食の準備になってしまって!!、あとに続く予定の日本食家庭料理とのギャップを感じてしまうこともあるからです。(日本にいるときは、できるだけ日本食を食べるように心がけているので、なかなか強いカベルネの出番がないのです。) 
そういうときは、ワインに限定せず日本酒を開けて、「やはり日本食には日本酒」などと言っているときもあります。

芸術的ワインについてはワインそのものを探究するという、「アート鑑賞」の世界に入れるのですが、
家庭のワインは食材や料理に合わせてワイン発掘の楽しみがあります。家庭のワインこそ、「フードワイン」として全体的な楽しい時間を演出する重要なワインで、ぴったり合った時の満足感を蓄積しようと失敗をも重ねております。