オーキーでないシャルドネ
カリフォルニアのシャルドネは時々あまりのボリュームと樽香りで、いったいこのワインはどんな機会に飲むのだろうと思わせて、私は限界を超えたシャルドネには降参することが多い。そんな中で値段も手ごろな上にエレガントなワインを作っているワインに出会うとうれしい。
Raymond Burr Wineryのシャルドネもそんなひとつ。
2006シャルドネはグリーンアップル、トロピカルフルーツ、柑橘系の香りが、古樽発酵と乳酸発酵のクリーミーな味わいと混じって長いフィニッシュにつづき全体的なボリューム感と香りと味わいバランスが良い。戸外の新鮮な空気は味わいを更に高めてくれた。
畑はドライクリークの斜面にあり、全体に広がる赤っぽい粘土質は水分を保つ。この斜面の畑では保水性がとても重要なキーを果たしている。斜面の畑のおかげで春の霜の被害からも免れ、表面的な水はけは良く、しかし深いところで保水するという構造となっている。畑はいわゆるサステイナブルファーミングやエコ環境保全に熱心にとりくんでいる。移動が多いワインメーカーの中で、フィリス・ズーズニスはこのワイナリーに20年以上もいるおかげで彼女らしいハウススタイルを作り上げている。
ドライクリークにあるLambert Bridgeもオーキーでないシャルドネを作っているワイナリーとして紹介したい。
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